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昭和25年市区町村コードの設定(試案)について

 地域分析を行う際の地域区分として最も用いられるのが市区町村です。市区町村別のデータを取り扱う際には市区町村のコード番号が必要となりますが、昭和43年に当時の自治省により全国の市区町村コードが定められ、現在もその体系の市区町村コードが用いられています。しかし、昭和43年以前の市区町村コードについては統一的なものがなかったことから、まず、昭和25年当時の市区町村コードの試案を作成しました。
 2009年2月には、国土交通省国土計画局から国土数値情報として昭和25年以降の市区町村の境域データが公開されており、また、農林業センサスでは現在でも昭和25年2月1日時点の旧市区町村ごとの集計データが作成・公表されています。このようなデータを活用するためにも統一のコードが必要であると考えられますので、今回、昭和25年1月1日現在と同年10月1日現在の市区町村コードを作成しました。
 (1)昭和25年市区町村コードの作成方法と留意点、(2)昭和25年市区町村コード、(3)[参考資料]昭和25年1月2日?昭和25年10月1日の市区町村の変遷、をご覧ください。平成25年市区町村コードには、同年1月1日現在と10月1日現在のデータが含まれています。農林業センサスでは昭和25年2月1日現在の旧市区町村を採用していますが、昭和25年1月2日から2月1日の間には市区町村の変化はありませんでした。
 なお、本コードは試作段階のものであり、今後、修正を加える可能性があります。また、本コードを利用したことにより生じた損害については一切責任を負えませんのでご了承ください。また、作成方法についてのご意見、データの誤りのご指摘がございましたら、電子メールでnishizawa@ued.or.jpあてにご連絡ください。

昭和25年市区町村コードの作成方法と留意点ver1.3[pdf]
昭和25年市区町村コードver1.2[csv]
[参考資料]昭和25年1月2日?昭和25年10月1日の市区町村の変遷[pdf]

2009年07月22日西沢 明

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