UEDからの重要なお知らせ

「UEDレポート 2011.夏号」(第8号)
テーマ:みちを切り拓くコミュニティの力(2011年07月号)



現代社会にあっては、様々なコミュニティの支えあいが益々必要となっています。ひとり暮らしの老人の安否確認、防犯、共働き核家族の子供保育支援と、近所近隣、ヒューマンスケールなコミュニティの支えあいこそが必要です。
しかし、基礎自治体の役目は、地域住民の安心・安全を守ることですが、財政支出削減による住民サービスの低下、行政と住民との相互連携が弱まり、安全と安心の領域を行政がカバーしきれなくなって来ています。
雑多な情報の渦巻く社会にあって、事態を察知し必要な情報を集約しつつ、先見性のある判断が下せるか否かが、地域にあっては自治体の首長、国にあっては総理大臣に求められる資格といえます。これを得られない場合はその集団は不幸に陥るでしょう。
安全安心・幸福の基礎領域をどのように組み立て直すか、保障するかが改めて私たちに問われています。

このような問題意識から、今回のレポートは、「コミュニティ」について考えてみました。


タイトル:みちを切り拓くコミュニティの力                                                                     ―超高齢化・人口減少の中で、未曾有の大震災と遭遇?(2011夏号)
    (クリックすると全頁の閲覧ができます。(PDF5,253 KB))



目次(標題をクリックすると章ごとに閲覧ができます。)

巻頭言 力強い生命の網の目社会を築く?東日本大震災の復興に向けて?
    戸沼幸市((財)日本開発構想研究所 理事長)
1.地域コミュニティとこれからの日本社会
    広井良典(千葉大学教授)
2.修辞としてのコミュニティは、なにを見落すのか
    森反章夫(東京経済大学教授)
3.災害復興とコミュニティ
    檜谷恵美子(京都府立大学教授)
4.大都市圏郊外部におけるコミュニティ再生の多様なアプローチ
    浜 利彦( (財)日本開発構想研究所副主幹研究員)
5.大都市郊外住宅地における世代間協働の可能性
    小畑晴治( (財)日本開発構想研究所理事、千葉大学大学院客員准教授)
6.多文化共生によるコミュニティ再生のグッドプラクティス
    長島有公子( (財)日本開発構想研究所専門役・主任研究員)
7.現代アメリカの新移民第2世代の同化とエスニック・コミュニティの役割
    村井忠政(名古屋市立大学名誉教授)
8.郊外住宅団地再生における「団地マネジメント」の役割
    巽 和夫(京都大学名誉教授)

【参考】
(財)日本開発構想研究所「コミュニティ」関連の調査実績
下河辺アーカイヴスと研究所の概要
研究所へのアクセス
 



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