財団法人 日本開発構想研究所
創立30周年記念講演とシンポジウムの記録


「『知』の時代の都市再生
−大学改革と都市・地域の再構築−」

この記事は平成14年7月29日(月)に東京・虎ノ門の虎ノ門パストラルにて開催された財団法人日本開発構想研究所創立30周年記念講演とシンポジウムの記録を掲載したものです。

≪開催の趣旨≫

 我が国の経済・社会構造は現在大きな転換点を迎えています。あるいは、危機に直面しているといった方が正しいかもしれません。こうした中で、今後の我が国の寄って立つ基盤は、国民一人一人の知識、知的な水準にかかっており、また、地球環境問題を含むクオリティオブライフを求める人々の欲求にかかっているといっても過言ではありません。

国民一人一人の知識、知的な水準の向上については、これまでも主として大学等高等教育機関が担っており、今後もその役割を担うことが期待されています。クオリティオブライフを求める人々の欲求は、都市の再生、都市・地域の再構築の中で満たされていかねばなりません。

本講演・シンポジウムは、財団法人日本開発構想研究所が、この30年間取り組んできた「都市・地域計画」と「高等教育研究」の両分野を統合し、「『知』の時代の都市再生 大学改革と都市・地域の再構築 ―」をテーマに、30周年記念イベントとして開催するものです。